3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々の一刻も早い救出をお祈り申し上げます。

また、今なお避難生活を余儀なくされている方々が一日も早く安心して平穏な日々を送れるようになることを心より願っています。

redpop accidents　久保　和広

その日は日課のボイトレに向かう東京/下北沢の路上で地震に遭いました。

このたびの地震は首都圏ですら多くの人々に様々な影響を与え続けています。多くの方がそうであったように僕自身も数日間何も手につかない状態が続きました。

誰もが「大変なことが起こっている。何かしなければ...」と感じ、頻繁に余震が続く中「じゃあ一体自分に何ができるのか？」と考えたことと思います。

鬱々とした何かテンションの上がらない中で、地震から3日目あたりだったでしょうか、曲を作ろうと思いました。

このたびは東北地方太平洋沖地震の被災者だけでなく、海外からも Pray for Japan と見守られているように日本全体が得体の知れない喪失感に見舞われ、元気をなくしている状況ではありますが、あえて被災地の、被災者の方々へ向けた曲を作りました。

「カラフルカラー」と「ゆっくりいこう」という2曲です。

まだまだ混乱の続く被災地の方々に現時点で音楽が必要とされているのか、 また、音楽にアクセスできる手段があるのか正直分かりません。

現在（3/23）35万人以上の方が2,000箇所以上（阪神淡路大震災時の3倍以上）の避難所で大変なご苦労の中生活されていることと思います。

復興への道のりは一朝一夕にはいきません。何年、何十年...とんでもない時間がかかることでしょう。

僕らはそんな長い道のりを歩みだす被災者の方々を継続して支援し、一丸となって乗り切らねばと思っています。もちろん各自できることをできる範囲内で。

どうか届きますように。

それと予断の許さない福島原発に敢然と立ち向かい、命がけで戦っている方々、ご家族の皆様にもこの場をお借りしお礼申し上げるとともに、皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。

4月に続き再び石巻へ泥出しに行ってきました。→ 石巻再びレポート（6/5-10）