いろいろ途中で申し訳ない。
「虹色★ロケット」って映画、知ってたわけじゃない。たまたまレンタルで見かけて、見たんだけど、とある高校の道徳の時間に上映すべく依頼され、現役高校生(当時)が作った作品ってことで。
その後、反響を受け、一般の劇場でも公開され、ロングラン中(?)だとか。
ま、授業で使うってことでテーマも「生と死」的なもんだし、とはいえ、高校生なんてのは今も昔(ま、せいぜい自分らの世代までしかわからんが)も見ないもんは見ないわけで、それなりに高校生が見るもんとして作られてる風で。
感想としては、結構ビックリ。
ここまで作れちゃうんだとビックリ。
それももともと映画作るのを目標にしてたり、作ってたりって経緯があるわけじゃなく、監督(キャストのリーダー役でもある)は漫画家志望だったんじゃないかな(オフィシャルサイトでご確認あれ)
オレも僭越ながら高校の時、クラスメートとともに映画を撮った(といっても監督名義ではない)わけだけど、ノウハウの「ノ」の字もなかったからなあ。
例えば、「ミザリー」(だっけか)とかでも使われてるカットで、怒ってる人を怒られて萎縮している人目線で撮ると下からなめるカットってのが定石のようだけど、高校ん時、撮ったツッパリ3人組登場のシーンなんか、逆に上からの神目線カットにしちゃってたしね。
ま、そんな経験もあってか、よくここまでやるなーなんて思った。
なにげないカット割りとかって意外に難しいと思うんだけど。
きっと漫画家志望ってことで、マンガ(急にカタカナにしてみたが意味はない)制作の経験が大きいんだろう。
で、マンガ家の方って構図とか当然うまいわけじゃん。
きっと映画撮ってもうまいんでないかとね。
この映画製作をきっかけに映画って枠に捕われずに、作品を作って行く集団を作ったみたいだけど、ホント10年後とかどうなるんだろうね〜。
楽しみっすよ。