先日ネットである本を購入。
旧仮名遣いとかの小説だったら、最初から覚悟ができてるからまだしも、今回のはそんなつもりもなく、おもむろに中を見るとまじ目が点!
旧字ですよ、旧字。
旧字ラッシュ!旧字ブルース(←やけくそで意味はなし)
今でこそ、UTF8とか入力も可能になったからデジタルの世界で表現できるわけだけど、さすがにこれを解読するのは結構やばそうっすよ。バタバタっすよ。
氣とか、樂とか、學とか、滿、單、腦、數、惡..(心底悪そうだな、この”あく”)、今使われてる字(常用漢字っていやいいんだっけか)に面影が残ってれば、問題ないんだけど、ホントにわからんもんが至るところにウジャウジャ!(きっとウジャウジャってのも旧字であって、やたらおどろおどろしいものと思われる!!邪念フルパワーなフォルムに違いない!)
强ひていへば、
なんてのも旧字、旧仮名遣いミックスだが、まぁ、分かるよねえ。
かと思いきや、心血を濺いだ....なんてのは、心血を注いだ、だ、よ、な??と勘で進むしかなかったりするもんも。
經驗(けいけん)、實驗(じっけん)、專門(せんもん)
ま、読めるけど読むのにもガンバリがいるっつーか(笑)
まだぱらぱら〜って見ただけだけど、明らかに読みようのないやつもあってさ、だからここに書きようがないんだけど(笑)
敎って字1つとってもなんか殺気立ってるよねえ。
なんでこんなトンガってんだろう。。。(笑)
今のうちらが存在してるのは代々この国でガンバってきた人たちのおかげであるから、否定なんぞしないけど、車がだんだん丸みを帯びてきたように、エコとかCo2だとか騒がれてきたように、文字もそのフォルム自体を変えてきたんかな〜、いやこれからもどんどん変わっていくんだろうと思うのでした。
中国語の簡体(中国本土)と繁体(台湾)くらいちゃうよね。
簡体はsimplified chineseってくらいで、あれだけの人口大国中国でできるだけ多くの国民が理解できるようにって元々の漢字を簡略化したものなんだけど、日本語の漢字は台湾で使われている繁体(traditional chinese)に近いから、理解しやすい。
だから、簡体に慣れた中国人は台湾行って(行くのも簡単じゃないけど)繁体を読むのは無理がある(と思う)
例えば、中国語勉強しててよく出てくるポピュラーな字。
请
これ、日本人的には「清か??」なんて思いがちの簡体中文なんだけど、部首部分、さんずいじゃないんよ。ごんべんを簡単にしたっつー、ややこしいもので、実は繁体(台湾)だとこれ。
請
そう、こっちは日本語に存在する。
意味はpleaseと言えばいいかな。
請給我で、オレにちょうだい、となります。.....そんな中途半端な知識はどーでもえーがな
で、同様に、うちらが戦前の小難しい旧字を読むのには無理がある、と。
いやあ〜、この本読めるんだろうか.....