マクロに興味ありますか?
マクロといっても Excel のそれとかでなく、いわゆる接写です。
ノーマル仕様の VQ1005/Genie III だと被写体まで近寄れてもせいぜい 60cm くらい?ですが、もっともっと近づいて撮りたいって衝動が人によっては(筆者も)あるわけで、これまでは 100 均ダイソーで購入した拡大鏡を使ってました。そのネタもいつか書こうと思ってたんですが、某 SNS で Genie III を改造してマクロバージョンを作ってしまった方がいて、マネして作ってみました。大いに活躍しそうです。
本体カバーを外し、5 本のネジを精密ドライバーで外します。
正面向かって表面レンズ右下のネジのみ長いのでご注意(いつまでも取れんなーとちょっと格闘した)
表面、裏面をパカッと取り外します。
力づくでやるといとも簡単に南無〜となりますので、慎重に焦らず外します(絶対ぶっ壊れると思いながらやりましたw)
Genie III は違うようですが、VQ1005 のレンズには緑の接着剤が付いてるため、とまどいますが、これまた深呼吸ののち、慎重に外します。
シャッターボタンが吹っ飛んできたんですが、ただはまってるだけなんで、焦ることはありません(ちょっとだけ焦ったけど)。レンズ調整後でも元の位置に戻してあげましょう。
さて、レンズの調整に入ります。
完全受け売りですが、レンズの回りの黒いプラスティック部分に目印をつけておくと、元に戻したりできオススメです(筆者は手元に白がなかったため、油性の黒マジック使いましたがそれでもちゃんと目印は見えました。↑見えますよね?)
分かりやすいのはやはり時計でいう 12 時(真上)かと思いますので、そこに目印をつけた前提で進めます。
反時計回り(左回り)にレンズを回します。
12 時にあった目印を 3 時まで左に回転させていきます。
12 → 11 → 10 → 9 → 8 → 7 → 6(目印が真下) → 5 → 4 → 3 時(ちょうど右水平のとこ)
※ちなみに筆者はよりマクロにしたいと 12 時から 1 周して 12 時、さらに 3 時までと回しましたが変わりませんでした(トホホ)。
ネジはまだ締めずに電池を入れ、試し撮りをします。
すぐ PC につないで確認し、イマイチなら再度レンズを回して調整。自分内 OK が出たら、ネジを締め、完成です。
筆者は Powerbook(Mac)の液晶を 90°にし、キーボード上に VQ1005 を置いて撮影、少しづつ液晶から離していき、ピントの合う地点を見極めました。
下記サムネイルの上にマウスを持ってくると拡大し、ピントの合い具合が分かると思います。
そんなわけで筆者のマクロバージョンは被写体までだいたい 11 cmくらいです。
テストも含め、30 分くらいかかったと思いますが慣れてる方はもっとスイスイ、慣れてない方でもそんな時間のかかる作業じゃないと思うんで、複数台持ってる方でマクロ撮影に興味のある方は是非トライしてみてください。
距離感を覚えるのは大変ですが、拡大鏡を別途持ち歩いて頑張ってたことを思うと余裕です(笑)
あ、そこ↓なんで割れてるのかって?
買った当初とりあえず剥がしてみるかと無理矢理やってパチンと割れました(笑涙)
これでノーマルとマクロの 2 台をこれから持ち歩くだろうと思います。
やばい、楽しい。
thanks! Mr.R! ホントに感謝!
このマクロ改造の発案者 RawheaD 氏による音声解説(日本語)付きムービーが届きました。改造というと「壊しちゃいそう」と二の足を踏んでいた方も多いかと思いますが、これを見たら俄然やる気になるかもです。