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← VQ1005 と 8mm とのムービー比較



フレーム数の違いによる処理

まずはフレームって何?ってところを軽く(ホントに軽く)

普段見ているテレビ。テレビの信号も国によって規格が違うんですが、日本やアメリカでは NTSC という規格になっています(市販の DVD 見ると NTSC のロゴ入ってたりしますよね)この NTSC という規格のテレビは 29.97fps なのです。

1 秒間に 29.97 フレーム流している。もっとカンタンに言うと、1 秒間に 29.97 枚の静止画を連続して流して映像にしている、と。

で、VQ1005 の動画はどうかというと 10fps。

1 秒間に 10 枚の静止画を連続させているわけです。

1 秒間にたくさんの静止画が入っていた方が映像がなめらか、スムーズになるんで、VQ1005 の動画をそのままテレビで見ようとすると(解像度の違いはおいといて)情報量が 1/3 しかないんで、つまりは、1 枚目を 3 回連続、2 枚目を 3 回連続....といった具合に変換するしかなく、スムーズの逆、つまり、カクカクしちゃうわけです。


しかし、今回はフレームレートの違う別のカメラと比較するため、また、最終的にテレビで出力することを想定していないため、最低ライン(こういう言い方もどうかと思うがw)の 10fps に合わせたわけです。


さて、8mm はちょいとややこしいんでまずはデジカメのビデオ機能の方を。

ソニーサイバーショット DSC-T10 のフレームレートは25fps(図の左)。

ということは、10fps(図の右)に合わせるには 2.5 枚の静止画を 1 枚にするということになります。

こういった処理は動画編集ソフトがやるんで中(どこ)でどういうアルゴリズムで処理されているか知りませんし、追っかけたいとも思いませんが(笑)、素人的にこう言えるんでないかと。

図のように、最初の 2 枚のうちの 1 枚が最終出力の 1 枚へ、次に 3 枚目から 5 枚目までの 3 枚から最終出力の 2 枚目へ。

つまり、2、3、2、3 のグループを作って、それぞれのグループから代表 1 枚が生き残り、最終出力へエントリーされると。責任重大です(笑)

((ここで落ちたオレらの分もめいっぱい熱くアピールしてくれや!))

適当ですが、図のように元の 1 枚目、3 枚目、6 枚目が最終出力(今回比較動画としてあがってるもの)の 1 枚目、2 枚目、3 枚目にあたるわけです。

なんか文字にすると難しそうですが、サイバーショットで撮影したオリジナルの映像からさっ引かれて、落ちてく映像があるんだ、ということを言いたかったわけです。


言いたいことはおおよそ分かったよ〜腹いっぱいだよ〜って感じですが(笑)、最後に 8mm を。

8mm はご存じのようにデジタルデータではないので、アナログ → デジタルへの変換が必要になります。

筆者所有の FUJICA AX100 は18fps(選択肢なし固定)で撮影、映写機で 18fps で映写(24fps も選択可)。つまりオリジナルの映像は 1 秒間に 18 枚の静止画が入っているということです(図の左)

これを無理矢理簡易テレシネしました。映写機の横にビデオ(キヤノン XV1)を置いて、直接映写されている映像を録画という、筆者的にも初めての試みでした。

ビデオは 29.97 fps で録画しますので、テレシネの段階で図のようなフレームの割り当てが行われます(図の中央)

18 枚の静止画を 29.97 枚へ割り当てるので、なんとなくですが、1 枚目 → 1 枚目へ、2 枚目 → 2 枚目と 3 枚目へ、3 枚目 → 4 枚目と 5 枚目へ。こんなノリです。

そして、ビデオカメラに録画した映像をパソコンへ取り込んで、最終的に 29.97 fpsから 10fps への処理を行います

フレーム数が 1 回増えて、その後 1/3 に減るって処理なんで、なんか変な感じですが、1/3 なんで、1、2、3 枚目を最終出力の 1 枚目へ。4、5、6 枚目を最終出力の 2 枚目へ。図のように 8mm フィルムオリジナル映像の 1 枚目、3 枚目、5 枚目が、最終的な 1 枚目、2 枚目、3 枚目に割り当てられると想定できます(図の右)

※割り振りに関してはあくまで理論上の話なので、アルゴリズムによってどこがどういう風に割り当てられるかは異なると思います。雰囲気です、雰囲気。




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