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Digital Xpro VIVID for VQ1005 / VQ1015 を以下のように順を追って紹介します。
(1)LOMO LC-A &クロスプロセス現像写真の紹介
(2)VQ1005 の写真にデジタルクロスプロセス効果を適用した写真
(3)デジタルクロスプロセス効果適用の手順
July 12, 2009
Flickr 上にある、LOMO LC-A で撮影され、クロスプロセス現像された写真をセレクトし、筆者独自の 4 グループに分けましたが、そのうちの【ビビッド】のリファレンス写真を参考までにリンクさせていただき表示しています。
これらの画像はすべて creative commons 3.0 に従い、その条件下(著作権者の表示、改変せず、非営利目的での使用等)で使用の許される写真を直接 Flickr上にある写真にリンクする形でシェアさせていただいています。なお、すべて横幅(もしくは縦幅)240 ピクセルの写真へリンクさせています。
*** Thank you so much, great photographers in the world! ***
The following images are under the creative commons 3.0, I conform to each conditions to be reqired then use them by noticing each licensors, without any changes, only for non-commercial purpose and by linking to each images on Flickr.
また、フィルムやメーカーの特性によりクロスプロセスにも傾向が現れると考え、できる限り使用フィルムの分かるものをセレクトし、著作権者の表示とともに合わせて表示しています。
by HKmPUA KODAK Ektachrome |
by almogaver KODAK |
KODAK Elitechrome | by mi..chael AGFA Precisa |
AGFA Precisa | AGFA Precisa |
by George AGFA Precisa |
by peminumkopi KODAK Elitechrome |
KODAKchrome | KODAK Elitechrome |
「おっと!これクロスプロセスかい???普通じゃない??」という印象をもたれた方もいるかもしれません。
フィルムの場合、普通の手順で現像してたらこうだったが、という"元"がないんでなんとも言えませんが、筆者的にはこの【ビビッド】のグループは一般にクロスプロセスを語る際の色彩の大げさな変化ではなく、「彩度、コントラストが高く、よりクッキリ」なクロスプロセス写真なんだと考えてます。
ここにはないですが草原がものすごく鮮やかな緑って写真も印象的で特長的でしたが、VQ1005 / VQ1015 で緑を鮮やかに再現するのはなかなか難しい....。
イメージとしては「アグファ」
実際、↑で紹介させていただいた写真の使用フィルムの傾向は、Kodak Ektachrome/Elitechrome や Agfa Precisa という感じです。
さてかなり余談になりますが、今回のデジタルクロスプロセスは後述の“トーンカーブ”をいじりますが、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)および RGB の各層を順に編集していく中でキリがない程編集し数字等をつけて保存していったことから、最終的には 0301、05b、66601、09s という意味不明な文字列の方が筆者内で混乱がないのですが、それだとまったく伝わらないので、ビビッド(筆者の Mac の中では 0301)、レッド(同 05b)等々付けてみました。カッコつけてるわけじゃないのでどうぞあしからず(笑)
以下は VQ1005 の写真に今回の Digital Xpro VIVID を適用したサンプルになります。
どの色が強調されているかわかりにくいですが、今回の 4 グループを相対的に見ると明らかにこの【ビビッド】は青強調になります。
また、キュッと引き締まった効果をもたらしますが、基本元画像より(明るさ的に)暗くなります。
【ライト】はどちらかというとこの逆にあたります。
"元"がどうだったか見るのは邪道な気がしますが、気になる方も多いと思いますのでそんな方は VQ1005 オリジナル vs 各クロスプロセス効果の比較をご覧ください。
Adobe Photoshop 上のトーンカーブのみ使います。
もちろん他のグラフィックソフトでも同様の機能を使えば同様に再現できると思います。
トーンカーブは以下になります(Photoshop ではトーンカーブは全体でも R、G、B 単体でも保存できますので筆者は保存しているものを都度読み込んでいます)
各トーンカーブはそれなりに試行錯誤してはみましたが(といっても独学なんでかなり感覚で...す)、当然万能ではありません。
例えば、この【ビビッド】という効果に結果的に合わない写真もあるでしょうし、より「らしさ」を目指すなら 1 枚 1 枚トーンカーブを微妙に変えると満足な結果が得られると思います(本来のフィルムカメラのクロスプロセスで得られるものは偶発的なもので、その写真に最適な効果なんて自身でどうにかなるもんじゃないんでこのへんは微妙ではありますが....)
あくまでご参考までにということで。