石巻レポート(2011/4/18-23)

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最後に

ツイッターは風通しがよく、リアルタイム感が特長なので、「今、どこに、何が必要で」「今、何ができるか」を見極めるソースとして非常に有効に使わせてもらいました。

「○○地区は△△を早急に求めている!」という情報をもとに誰かが提供し、「○○地区に△△が届きました!」と一つ一つ解決していく様も見られましたし、日々変わる地域ごとの受け入れ体制もやんわり垣間みることができました。まだまだ始まったばかりですが。

冒頭でも紹介しましたが、ここでもいくつかツイッター経由で知った情報を紹介しておきます。


阪神淡路大震災で初めて個人レベルでボランティアらしきことをしようとし、その経験談を綴った「被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ〜僕の浅はかな経験談〜」はかなり早い段階で読んでシャキッとなってました。(現在オリジナルは削除され、多くの方が転載している様子)


4/11-13の現地レポートである「東日本大震災における被災地取材で分かったこと」も参考にさせていただきました。


先ほどググって知ったんですが「ボランティア数:阪神・淡路は150万人で東日本大震災は4.4万人(4/22)」だそうです。なるほど原発問題、被害が広範囲、アクセスが困難などたしかに事情が異なるので単純比較はできませんが、人手が足りないことは間違いありません。とはいえ、GWに予想される短期間に一気に押し寄せることもボラセンなど管理側のパンクを招く可能性があり、難しいところです。特に平日の人手が足りないようですが、働き盛りの社会人、また、家族がいれば簡単ではないですしね。

ハッキリ言って現地行ったからどうとかないですよ。僕も含め参加している人はたまたま行ける環境にあっただけの話。融通の利く職業/学生の人、ボランティア休暇が取得できた人、引退した人等々。行きたくても事情で行けない人はきっとゴマンといるはず。行けて恵まれてるなと思います。

それぞれがそれぞれの事情をかかえつつも、できる範囲内でできることを長く支援していく。それしかありません。


このレポートでもお分かりのように、一緒に作業した中には女性はもちろん、九州など遠方から単身やってくる60代、70代の方もおられます。

ボランティアは仕事じゃないですから誰もが同じ量をこなす、というものではありませんし、何日やらなければという拘束もありません(著名団体などは別です)

腰が悪ければ腰に負担がかからない作業があるでしょう。

体力に自信がない方は自分のペースで休み休みやっても誰にも怒られません(笑)

ほんの数日しかいなかったのに偉そうで恐縮ですが、心のどこかで行ってみたいと思う方がいて、僕の失敗を含むこの経験が役に立つなら幸いです。

特段、みんなボランティアいこうぜ!という呼びかけでは決してありません。


一昨日班長Sさんからメールもらったんだけど、彼女は夏までいるかもしれない、一度車を取りに戻ると言ってました。僕同様数日のつもりで参加してそういうことになってます(笑)もちろん自分の意志で、ですけど。

いずれにしても長期戦ですね。


2011/4/28

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